最近「米粉」という言葉を良く耳にしますよね。
パンやパスタ、うどんやお菓子など私たちが良く食べている物には「小麦粉」が使われています。
近頃では、小麦粉の代わりに米粉を使ったパンやお菓子などが増えてきて話題になっています。
そこで今回は、小麦粉の代わりに米粉を使うとダイエットになるのか調べてみました。
みなさんも一緒に確認していきましょう!
米粉を小麦粉の代わりに使うとダイエットになる?
「米粉」とは、その名の通りお米を細かく砕いて粉末状にしたものです。
「米粉」には、うるち米から作る「上新粉」、もち米から作る「白玉粉」などいくつかの種類があります。
「米粉」とは、お米を原料にして作られた「お米の粉」の総称です。
では、「米粉」にはどんな特徴があるのでしょうか?
- グルテンが含まれていない
- 油の吸収率が低い
- 必須アミノ酸が多く含まれている
- 食感が「もっちり」「しっとり」している
- ダマになりにくく手間がかからない
「小麦粉」には、水を加えてこねる事で作られるたんぱく質の「グルテン」が含まれています。
「グルテン」には食品に粘り気と弾力を与える効果があり、食べ物のおいしさの秘訣ともなる成分です。
一方でアレルギーを引き起こす原因にもなります。
その点「米粉」にはグルテンが含まれていないので、グルテンアレルギーの人でも食べる事が出来ます。
「米粉」は小麦粉に比べて油の吸収率が低いので、揚げ物などはヘルシーで軽い仕上がりになります。
また、時間が経ってもべちゃべちゃしにくいのも小麦粉と異なる点です。
「米粉」には、人間が体の中で作ることができず、食べ物から摂取するしかない「必須アミノ酸」を多く含んでいます。
必須アミノ酸とたんぱく質がバランス良く含まれているかどうかを表す「アミノ酸スコア」という数値によれば、米粉が65、小麦粉が38~44となっています。
アミノ酸以外にも、ビタミンB1やビタミンEなどを多く含んでいるので、米粉の方が栄養価が優れています。
「米粉」は、小麦粉に比べて水を吸収しやすいため、お菓子やパンに使うと「もっちり感」や「しっとり感」が出て食べ応えもあります。
また、「米粉」はダマになりにくいため、ふるいにかけたり、力を入れて混ぜたりする必要がなく手間がかからないのも嬉しい点です。
さらに「米粉」には、食後の血糖値が急激に上がりにくいという性質があります。
小麦粉を使った食パンなどは、食後の血糖値が急激に上がりやすいので、血管に負担がかかって動脈硬化を引き起こしやすくなるほか、エネルギー分が脂肪として身体に蓄積されやすくなってしまいます。
「米粉」と「小麦粉」のカロリー自体はほとんど変わらないので、ダイエットに効果があるとは言えませんが、油の吸収率が低いので、揚げ物をする時に「米粉」を使うのは良いと思います。
また、米粉パンは小麦粉パンよりも水分量が多いため、腹持ちが良いと言われています。
米粉のモチモチとした食感も満足感を得られるので、食べ過ぎを防ぐ事は出来るかもしれません。
興味のある方は是非試してみて下さい。
スーパーで手に入らない場合はネットでも売っています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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